久しぶりに

2004年9月1日 恋愛
キスした。
彼が私の唇にキスをする合間に、
唇にも、頬にも、首筋にも、耳にも、髪にもキスした。
1週間も、いなかったんだもん。
抱きしめたら、止まらない。
目を閉じて座っているあなたが、
たまに漏らす溜息が欲しくて。

”くすぐったいよ”
”くすぐってるだもん”
”感じちゃうかもしれない”
どうぞご自由に。耳も、首筋も、胸も、彼は弱そう。
苛め甲斐がある。
首のあたりから背中に抜けるって言ってたから、
背中も弱いんじゃないかな。
”どうしたら、もっと気持ちよくなる?”
あなたが本当に弱いのはどこ?

”普通、逆じゃない?”
一息ついて、彼が言う。
そういうことしてくれる人と
いままでつきあったことないから、私がするの。
私がしたら、彼らもしてくれるけど。
”じゃあ、どれだけ感じるか、知らないんだ”
…されるのは慣れなくて苦手。
自分の身体を曝け出すのが、怖い。
私の髪をかきあげて彼の舌がそっと耳を撫でていったけど、
恥ずかしくて、感じるどころじゃなかった。
そもそも、私は彼ほど弱点が多い体質じゃない。

私が苛め役ってのは
非常にいつもどおりで良くないパターンだ。
ここで彼に手を出したら
私が女の子らしく恥らえる日は一生こない。
彼の手足を縛って服を脱がせて
キスするようになったらどうしよう。私。
彼主体の私と彼の関係が
彼女キャラを誇る彼氏と私の関係のようになってしまう。
NGでしょそれは。

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