彼に昨日、彼氏が彼の奥さんが美人だって言ってたって話をした。
”君と、君の彼氏とでうちに遊びに来る?”
彼がとんでもないことを言い出した。
戸惑う私に彼が言う。
”そういうのをね、悪戯って言うんだよ”
彼が笑う。
”考えてみるよ”
彼氏に言ってみよう。その悪戯、面白そう。
”美人ってさ、ある程度、テクニックもあるじゃない”
彼が言う。
”うちの妻、俺が最初に見たときは、他の人と
美人かどうかわかんないねって話してたんだよ。
だから、今そうやって他の人に美人だって言われるなら
それは結婚してから綺麗になったんだと思う”
さすがにね、彼のこの言葉には嫉妬した。
だって、入り込む隙間なんてどう考えたってないじゃない。
彼が磨いて、彼女がそれに応えたってわけ。
”完成品には興味ないでしょ?じゃないと私は完成品と勝負できない”
どう考えても、奥さんの方が彼の理想に近いはず。
彼はそれでも満足してないって言った。
何が不満なの。みんなが認める美人で、できた奥さんよ?
勝ち目、あるの?
”君にとってのゴールは、俺が君だけでいいって思うことだね。
それを選ぶかどうかは別として。君のほうが、有利だよ”
どこが?全然わからない。
”君には、将来があるから。限界が見えないから、惹かれる。
俺たちは、同じ目標があって、同じ物を創っていくことができるし、
一緒にいる時間だって、長い。
君のほうが、近くにいると思うよ”
私には限界が見えてるのに?
”それは違うと思う”
もう、わからない。
彼はどう思ってるか知らないけど、
仕事について言えば私はからきしダメだ。
必死で努力しないと、超えられないよ。
いつまで続けられるかな。
報酬くれる気はあるみたいだけど、
ハードルはそれ以上に高い。
がんばらないと…。
”机の配置、変えたんだ”
彼が言う。
”どういうふうに?”
答えは、なんとなくわかった。
私の席のほう向いて、仕事してくれるってことじゃない?
でも、それを確認する勇気はなくて、
あれこれ違う理由を見つけては彼に言った。
彼が否定する。
”あなたも、引越しの前後で机の配置変えたよね。
きっと、同じ理由”
彼が言った。
”こうすると、目だけで合図できるでしょ”
彼が言う。
ありがとう。嬉しかった。
”君と、君の彼氏とでうちに遊びに来る?”
彼がとんでもないことを言い出した。
戸惑う私に彼が言う。
”そういうのをね、悪戯って言うんだよ”
彼が笑う。
”考えてみるよ”
彼氏に言ってみよう。その悪戯、面白そう。
”美人ってさ、ある程度、テクニックもあるじゃない”
彼が言う。
”うちの妻、俺が最初に見たときは、他の人と
美人かどうかわかんないねって話してたんだよ。
だから、今そうやって他の人に美人だって言われるなら
それは結婚してから綺麗になったんだと思う”
さすがにね、彼のこの言葉には嫉妬した。
だって、入り込む隙間なんてどう考えたってないじゃない。
彼が磨いて、彼女がそれに応えたってわけ。
”完成品には興味ないでしょ?じゃないと私は完成品と勝負できない”
どう考えても、奥さんの方が彼の理想に近いはず。
彼はそれでも満足してないって言った。
何が不満なの。みんなが認める美人で、できた奥さんよ?
勝ち目、あるの?
”君にとってのゴールは、俺が君だけでいいって思うことだね。
それを選ぶかどうかは別として。君のほうが、有利だよ”
どこが?全然わからない。
”君には、将来があるから。限界が見えないから、惹かれる。
俺たちは、同じ目標があって、同じ物を創っていくことができるし、
一緒にいる時間だって、長い。
君のほうが、近くにいると思うよ”
私には限界が見えてるのに?
”それは違うと思う”
もう、わからない。
彼はどう思ってるか知らないけど、
仕事について言えば私はからきしダメだ。
必死で努力しないと、超えられないよ。
いつまで続けられるかな。
報酬くれる気はあるみたいだけど、
ハードルはそれ以上に高い。
がんばらないと…。
”机の配置、変えたんだ”
彼が言う。
”どういうふうに?”
答えは、なんとなくわかった。
私の席のほう向いて、仕事してくれるってことじゃない?
でも、それを確認する勇気はなくて、
あれこれ違う理由を見つけては彼に言った。
彼が否定する。
”あなたも、引越しの前後で机の配置変えたよね。
きっと、同じ理由”
彼が言った。
”こうすると、目だけで合図できるでしょ”
彼が言う。
ありがとう。嬉しかった。
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