理由

2004年7月7日 恋愛
飲み会があった。
組織変更があったせいか、月曜に急遽彼が企画したものだ。

いつもどおり、帰りは彼と帰った。
なぜ、彼が好きなのかって、訊かれた。

依存しても大丈夫かな、と思ったから。
言うことと思ってることが、一致してると思うから。

理由なんて、たくさんあるけど、今日彼に伝えたのはこの2つ。
”僕に今、余裕があるからこんなふうに接することが出来るけど
 そうじゃないときは、そうできないかもしれないよ”

暗に、この関係が壊れるときのことを言ってるんだろうか。

歩きながら、寄り添って彼の瞳を見つめる。
彼が目をそらしても、私は目をそらさない。
うつむいた彼がもう一度こちらを見て立ち止まる。
首筋に手をかけて、彼が私を引き寄せた。
何度目かの彼の口づけ。
1ヶ月近く我慢してた。遠慮なく入れるところまで彼の中に入る。
上手いとか、下手とか関係ない。彼が欲しい。

気持ちいい。
”俺もだよ。今度、ゆっくりキスしよう。飽きるまで”

飽きなんかしない。ただ、あなたのすべてが欲しくなるだけ。

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