ズレ。

2004年6月7日 恋愛
今日は、同じ仕事してる人が課内で
業務発表をしたんだけど、結構ボロボロだった。
私にも質問を振られたんだけど、私もとっさのことで答えられず。
ダメだ。
彼、呆れたかな…仕事、頑張らないとな。

帰り。いつもより少し早く、彼に奥さんから電話がかかってきた。
時計を見て、”もう少し”って言う彼。
あと、10分で退出時間だよ?
ヒトゴトながら、もういいんじゃないの、帰っても。
帰らないと、私のこと待っててくれてるのかな、とか
期待しちゃうよ。私。
好きだもん。一緒にいたいもん。

”帰ろう”って声をかけた彼に頷いて
外に出ようとしたら、彼に誰かが声をかけた。

待ってるのもヘンだから、お手洗いで外に出て手を洗ってきた。
手を洗って外に出たら、男性用のお手洗いにも電気がついてた。

外に彼はいない。
エレベーターホールにもいない。
ちょうど、私がエレベーターホールについたとき
下におりるエレベーターのドアが閉まったとこだった。

彼、気づかないで行っちゃったのかな…

すぐに降りたら、会えるかなと思って急いで下に降りた。
彼はいない。
小走りで外に出たけど、やっぱりいない。

置いて来ちゃったのかな…

彼と一緒に門まで出るほんの5分くらいが楽しみで
毎日14時間も働いてるのにさ。

外に出ても諦めきれないで、
門を出た後、柵越しに会社の中を眺めながら歩いてたら
ちょうど真横くらいに見覚えのあるカバンを持って、
見慣れた歩き方をする影があった。

目が悪いから、顔までは見えない。
でも、通り過ぎた影は横を過ぎても、こっちを向いてた。
思わず、手を振る。見えてないかもしれないけど、笑顔で。
彼も、半身をこっちにむけてこっちに手を振ってくれた。
表情までは見えないけど、
笑顔で彼がバイバイって言ったような気がした。

…また、明日ね。
木陰があるのにこっち向いてたってことは、
探しててくれたんだろうか。
私も、彼を探してた。
気づかれなくてもいいから、彼の姿を見たかった。

彼を素直に待っていられない自分が、自分で恨めしい。
私は、彼から必死に逃げてる。
逃げたくないのに、近寄らないようにしてる。
彼が”応えられない”って言ったから。
近寄ったら最後、止められなくなりそうだから。

キスしたら止まらない、なんてあなたは言ったけど、
私だって、あなたに好きだって言われたら止まれない。
キスはできなくても、好きだって言うのは簡単。
一緒にいることで、毎日待っててくれることで、
機会があれば誘ってくれることで、
嬉しいよ、なんて囁く事で、
あなたは私の心を捕えてる。
私は、あなたに触れる機会すら与えられてないのに。
嬉しいから、やめてなんて言えない。
でも、彼がやめなければ私が出来もしない自制を考えなきゃならない。

イーブンじゃない。好きになればなるほど、
そんな気持ちを知られるのが怖くて近寄れない。

来週あたり、お酒飲んだら彼に愚痴吐いちゃいそう。

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