不完全燃焼

2004年6月2日 恋愛
今日は、5時で仕事終了。
月曜にあんなこといってた彼が、案の定、彼が声をかけてくれた。
”途中まで、一緒に帰る?”
門は、開いてる。彼が言ってるのは、いつもの門までのことじゃない。
答えはもちろんイエス、なんだけど。

日が燦々と照る外で、あなたと話すのは私には少し辛い。
顔の広い彼が、社内で知り合いに会わないか、とっても心配だった。
彼が現れたとき、一緒にいた同じ課のヒトとか
気づいてるんじゃなかろうか。私の存在に。

一緒に歩くけど、気恥ずかしくて話も出来なかった。
座って話したけど、聞きたいこともほとんど聞けず。
いいたいことの半分もいえなかった。

結婚するかどうか、悩んでるんだよって話をした。
彼氏といても、話があわないから。
”やろうと思えば、やっていくことはできるよ”
うちもそうだから、と彼が言う。
寂しくないの?それで。私は耐えられない。

”恋人って、自分のカッコ悪いところ見せたくないって思うじゃない。
パートナーは違う。すべてさらけ出せる人。
前に、親子のような関係って言ったけど、
娘にしては君は歳が近すぎる。どっちかといえばパートナーかな…”
そう?わたしにとって、恋人はすべてを知る人。
だから、あなたが望むパートナーのポジションは、
私の言葉でいえは恋人。
ただ、幸か不幸か、彼の定義ではそこに体は含まれないらしい。

彼を抱けない今でも、十分私は幸せ。
抱きたいと思う気持ちは彼を好きな気持ちとは
別なところから来てる。
そういう意味では、彼の言葉は半分は正しい。
私は、彼の素直な人格を愛してるんだから。

あれから1ヶ月、彼は気持ちは変わらないって言った。
私は…変らなくない。むしろ、大きくなってるくらい。
”嬉しいけど、応えてあげられないよ”
変わらぬその答えはあまり、嬉しくないけれど
こうしてここにいることも、答えだと思う。

日の暮れる頃、奥さんから執拗に電話がかかってきた。
何度も何度も。切れることなく、携帯が鳴りっぱなしになる。
普通、20秒もすれば切れるだろう電話。
ふたつ持ってる彼の携帯の両方が何度も何度も鳴った。

彼は、出なかった。
奥さんは、今日彼が早く帰る日だってことを知っていたらしい。
そんなこと、知らなくていいわ。
愛していないって言う割に、彼のこと束縛する奥さん。
それは、経済的なもの?世間体?家族のため?

家庭に帰りたくないって言う彼の言葉が少し気になった。
彼は、男である以前にとってもいい人。
だから私は彼が好きだ。
それなのに、その彼が一番安らげるはずの場所が楽しくないなんて。
もったいないよ。そんなの。

好きな人だから、せめて大事に扱ってくれないかな。
家庭を壊そうとは、言わない。
でも、経済的な話とか、便利だからとか、
そんなふうに彼に言わせないで。

別れ際。まだ、私との関係は冷静でいられるよって言った彼。
今日は、ダメだったけど、いつまでも冷静でなどいさせはしない。
私は私の理屈であなたを落としに行く。
楽しいから、こんなに簡単に終われない。

次に、一緒に出張できるのは冬になるって言ってた。
夏は無理みたいだけど、彼のおかげで
冬は確実に行けるみたい。楽しみ。
そのときは、あなたを抱いてもいいかしら?

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