年月

2004年5月5日 恋愛
映画を見てきた。

某画家の絵をモデルにした映画。
私は、主人公が同じ世界を持ってる
画家の主人に憧れるっていう風に見た。
ふたりは、手を伸ばせば届く関係なのに
どちらも手を出さない。
同じ時間を過ごして、
ひとつのものを作り上げることで通じ合うだけ。

オトナの世界。まだ私(達?)には真似できない。
多分、彼が理想としていたのはこういう関係なんだろう。
彼自身、そういう風にもっていけてないと思うけど。
主人公がピアスの穴をあけるシーン、
痛みに耐える彼女の顔が成就することのない
気持ちをよく現してたように思う。

微妙な歳の女としては、
画家の妻の立場もわからなくはない。
これから、年月が私から自信や余裕を奪っていくんだろう。
年月を越えて残るのは何だろう。
信頼、家庭、尊敬、思い出、約束…
その中で、若さに勝てるのは、何だろう。

映画の中には、答えはなかった。
理性は、感情に勝てないというのが、今の私の答え。
そうじゃない答えが欲しい。そうじゃない答えを探してる。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索