守りたいもの

2004年4月22日 恋愛
”どうしても守らなきゃいけないものなんて、ないでしょ”
…え?
”何度も離婚届に判を押したよ”

夜中の彼の部屋、みんなのいる前で彼は言った。
耳を疑った。
賢いふたりの娘、彼の帰りを待ちわびる妻、
イベントがあるたびにホームパーティーを開く彼の家、
家族で旅行したり、遊びに行ったり…
私には想像もつかない、仲の良い家族、理想的な家庭。
何があなたにそんなことを言わせるの。
確かだと思ってた何かが崩れた気がした。

”俺を育てたのは、妻じゃなくて、その前に付き合った女性だよ。
18から20くらいの間に
俺も、今では女性が育っていくのに関与できればって思ってる。
自分が育てた女がよその男とくっついても、それはそれで
良かったと思えるよ”

彼が付き合った女の人には彼氏が別にいたらしいし、
そういう女の人に彼は振られたこともあるって。
彼の今の妻は、結婚前に婚約者がいたらしくて
親が口きいてくれなかったとか。
なんか、意外だ。彼、頑張ったんだな。
それなのに、どうして?

別れ際。
”泊まっていけといいたい気持ちはあるけど
そういうわけにもいかないでしょ”
何でそんなに無防備なの?

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